第2回長崎県高等学校野球連盟会長杯 準決勝戦 大崎VS長崎日大

2026年6月13日(土) 10時02分~12時24分
天候:晴
長崎県営野球場

【準決勝戦】
長崎日大〔中地区1位〕-大崎〔佐世保1位〕
海星〔長崎地区1位〕-波佐見〔佐世保2位〕

〔夏の第1シード覇権争いと過去の因縁〕
今回の準決勝は、目前に迫った夏の選手権長崎大会の「第1シード」を懸けた、県内トップを決める頂上決戦として大きな注目を集めました。
〇秋の王者 vs 春の王者: 昨秋の長崎を制しセンバツ甲子園へ出場した長崎日大  と、今春の県大会を制し九州大会ベスト8入りを果たした大崎。実力伯仲の王者が、夏の本番を前に第1シードの座を激しく争いました。
〇過去の対戦成績(近年は1勝1敗の五分): 近年における両校の激突は星を分け合っており、2023年秋は準決勝で長崎日大が完封勝利、2024年秋2回戦はノーシード大崎がシード長崎日大から勝利するなど、お互いに意地とプライドがぶつかり合う「因縁の対決」としてこの大一番を迎えました。

〔先攻〕大崎 ― 長崎日大〔後攻〕大崎スターティングオーダー

スターティングオーダー

先発 【大  崎】  ⑫佐々木巧 - ⑨下園虎太朗
【長崎日大】 △⑩中村吏希 - ②太田涼介

⚾ 試合のハイライト

〇序盤(大崎の鮮やかな先制と追加点): 大崎は2回表、先頭の4番・小宮選手がショートへの内野安打で出塁しチャンスメイク。その後、2アウトとなるものの、7番・石川選手がライト前へ先制のタイムリーヒットを放ち、小宮選手が生還して見事1点を奪います。

〇続く3回表も大崎の好球必打が光ります。1アウトから9番・水野選手が四球で出塁すると、内野ゴロの間に2アウト2塁とチャンスを拡大。ここで2番・出口選手がセンターへのタイムリーヒットを放ち、水野選手が生還。打線が見事な繋がりを見せ、着実に追加点を挙げました。

先制のライト前タイムリーヒットを放った石川選手

犠打進塁を防ぐ出口選手

4ー6ー3の併殺を決める二遊間 椎場・水野選手

5回終了 大崎 2-0 長崎日大

〇中盤(佐々木選手の快投): 大崎は6回にも先頭2番出口選手のセンターへの二塁打、4番小宮選手のレフト前タイムリーヒット1点を加え、3-0とリードを広げます。投げては、大崎の先発・佐々木選手が長崎日大打線に4回まで「被安打0」を貫く素晴らしい投球(球数47球)を見せ、無失点のままマウンドを後続に託しました。

先頭で二塁打を放った出口選手

3点目のタイムリーヒットを放った小宮選手

4回まで無安打投球を見せた佐々木選手

〇継投策と終盤の攻防(東浜投手の熱投と長崎日大の猛反撃): 5回裏から、大崎は2番手として東浜選手をマウンドへ送ります。東浜選手は5回・6回を無失点で切り抜けますが、反撃に出た長崎日大が徐々に牙を剥きます。7回裏に1点を返されると、続く8回裏、長崎日大・3番打者のレフトスタンドへ飛び込む2ランホームランが炸裂し、土壇場で3-3の同点に追いつかれます。

ピンチの場面で柳田主将が野手陣へ監督指示を伝令

9回裏を三者凡退で切り抜け味方の反撃を待つ東浜選手

〇延長戦(劇的なサヨナラ決着): 同点のまま試合は延長戦へ。長崎日大の2番手・投手(3回無失点)と、大崎の東浜選手の息詰まる投げ合いとなります。東浜選手は被弾後も粘り強く投げ、5イニングで100球を投じる熱投を見せましたが、最後は延長タイブレークに入った10回裏に長崎日大が満塁からライト前タイムリーヒットで1点を奪い、4-3で劇的なサヨナラ勝利を収めました。

試合終了(10回延長タイブレーク)
大崎3-4x長崎日大

📌 今後の展開

惜しくも敗れた大崎にとって準決勝戦は、序盤の鮮やかな先制攻撃や先発の好投など、夏の本番へ向けた確かな手応えと課題を見出す激闘となりました。
1ヶ月後に始まる選手権大会終盤で対戦するであろう長崎日大戦に次こそ大崎は勝利を飾れるよう、今日の悔しさを胸に刻んで残り少ない強化試合や実践形式練習に励んでいくことでしょう!!
捲土重来