第2回長崎県高等学校野球連盟会長杯 1回戦 大崎VS長崎東

2026年6月6日(土)13:24~15:06
天候:晴(気温28℃)
長崎県営野球場

1回戦
大崎〔佐世保地区1位〕VS  長崎東〔長崎地区5位〕

選手権長崎大会のシード8校が決まる前哨戦

【先発バッテリー】
本山陽翔⑲ - 柳田興伸②
2年本山投手と公式戦久々のマスクとなる主将柳田捕手は県大会大事な初戦を2人の初バッテリーで勝利を目指します

両チーム スターティングオーダー

〔先攻〕大崎 VS 〔後攻〕長崎東

序盤(1〜3回):大崎が足と小技で主導権を握る

  • 1回: 初回から大崎の2番・渡部選手、3番・下園選手が連続ヒットを放ちチャンスを作りますが、ここは長崎東の先発・青﨑投手が踏ん張ります。一方、大崎先発の本山投手は長崎東の上位打線を内野ゴロ3つに打ち取る完璧な立ち上がりを見せます。

    大事な初戦に先発登板を任された本山投手‼

    • 2回(大崎先制): 大崎はフォアボールとヒットで作ったチャンスに機動力を絡めます。ダブルスチールで揺さぶり、相手キャッチャーの悪送球を誘って見事に先制‼ さらに9番・水野選手の犠牲フライで2-0とします‼
    • 3回(両チーム得点): 3回表、大崎は四死球でランナーを溜め、5番・峰松選手の内野ゴロの間に1点を追加‼ しかしその裏、長崎東も反撃を見せます。エラーで出塁したランナーを二塁に置き、1番・福田選手、当たり損ねの打球がレフトとショートの中間へ落ちるタイムリーヒットとなり1点を返し、3-1と食らいつきます。

     

    中盤(4〜5回):大崎の「上位打線」が爆発し、一気に突き放す

    • 4回(大崎の猛攻): 大崎打線が長崎東の先発・青﨑投手を捕らえます。8番西田選手が2本目のセンター前ヒットから二盗,三盗を決めてチャンスを作り、1番・出口選手のタイムリーツーベース、2番・渡部選手のタイムリー、3番・下園選手のタイムリーツーベースと、上位打線の見事な3連打で一挙3を奪います‼ 長崎東の先発・青﨑投手をマウンドから引きずり下ろします(6-1)。

      西田選手 この日2安打目のセンター前ヒット‼

      西田選手 すかさず二盗,三盗を決める‼ この日 3盗塁と得点機に貢献

      • 5回: 攻撃の手を緩めない大崎は、代わった長崎東の2番手・後田投手からも、7番・柳田選手のタイムリー、9番・水野選手のスクイズ(ピッチャーへの犠打)で着実に2点を追加‼ 8-1とコールド圏内に持ち込みます。

        5回終了 大崎8-1長崎東

        終盤(6〜7回):本山投手が危なげなく締めくくり、7回コールド成立

        • 大崎・本山投手の好投: 大量の援護をもらった本山投手は、中盤以降も崩れることなく淡々とアウトを重ねます。5回、6回を完璧な三者凡退に抑え込み、長崎東に付け入る隙を与えません。
        • 7回裏: 7回コールド成立がかかる最終回のマウンド。本山投手は2アウトから長崎東の6番・中島選手にスリーベースヒットを打たれピンチを背負いますが、最後のバッターを空振り三振に切って取りゲームセット‼

          試合終了 大崎 8-1 長崎東

          『先発・本山陽翔投手の光る好投~』

          「2年生右腕の堂々たるピッチングを引き出した、3年生キャッチャーの献身と攻守にわたる活躍」

          (登板経験の少ない後輩投手を導いた柳田捕手の好リード)

          7回コールド勝ちを収めた 本山選手と柳田選手バッテリー

          • 若い投手は力みからボールが先行して自滅するケースが少なくありません。しかし柳田捕手は、本山投手のコントロールを信じ、大胆にストライクゾーンで勝負するリードを徹底しました。
          • カウントを悪くすることなく、テンポ良く投げさせたことで、本山投手は7回64球の完封と球数も抑えられ、最後までスタミナを切らすことなく投げ切ることができました。
          1. 「無四死球」で試合を作った圧倒的な制球力

          今回の本山投手のピッチングで特筆すべきは、7回を投げ切って「四死球ゼロ」という点です。

          • 被安打:わずか3
          • 与四死球:0
          • 無駄なランナーを一切出さず、ストライク先行で長崎東の打者に向かっていったことが、試合のテンポを劇的に良くし、味方打線の爆発(12安打8得点)を呼び込みました。
          • 中盤(3回)「不運な失点と粘り」 先頭打者を味方のエラー(遊ゴロ失策)で出塁させてしまい、内野ゴロの間に進塁を許したのち、1番・福田選手にタイムリーを浴びて1失点。しかし、この失点は自責点ではない(味方のエラー絡み)ため、崩れることなく次打者を打ち取りました。

           

          1. 「打たせて取る」極意:ゴロとフライの山

          奪三振は2つ(5回と7回)ですが、アウトの大部分を「打たせて取る」ことで獲得しています。

          • 内野ゴロによるアウト:10
          • フライによるアウト:8(内野フライ2、外野フライ6) バックの堅守(特に1回の内野陣の軽快な処理)を信頼し、打者の芯を外すピッチングが冴え渡っていました。球数も少なく、非常に省エネで効率的なピッチングでした。

           

          3.「攻撃面でも起点に」 扇の要 柳田主将が走攻でも存在感

          • 貴重な先制の足がかり(2回): 先頭打者として四球で出塁すると、続く西田選手の打席で見事に盗塁を成功させます。これが相手キャッチャーの悪送球を誘い、柳田選手自身が先制のホームを踏みました。

            柳田選手 貴重な先制の援護点を後輩本山選手へ‼

            • ダメ押しのタイムリー(5回): 6-1で迎えた5回表、ランナー2塁のチャンスでセンター前へきっちりとタイムリーヒットを放ち、リードを広げました。

             

            2年生の勢いと3年生の経験値が見事に融合し、投打で圧倒する形となった大崎高校。特に、四死球ゼロの完璧なピッチングで完投した本山投手と、それを巧みなリードで導いた柳田捕手の「学年を跨いだバッテリーの絆」は、今後の戦いにおいてチームの大きな強みになることを強く印象付けました。

            見事初戦を突破した大崎の次なる相手は、6月10日の準々決勝で激突する瓊浦高校に決まりました。
            瓊浦も1回戦を9-1の7回コールドで突破しており、まさに「勢いに乗るチーム同士」の目が離せない一番となります。

            次戦も皆さま方の熱い応援を宜しくお願いします‼
            捲土重来