7シード校が早々と姿を消し、残る長崎日大1校だけが準決勝へ駒を進め、長崎西は長崎地区の海星他実力校から堅実に勝ちを重ね、佐世保地区からは大崎と九州文化の2校がノーシードから勝ち上がる混戦模様
佐世保市で開催される準決勝、決勝戦
九州大会出場二枠をかけて4校が火花を散らす

2025年10月11日(土) 13:35~15:48
天候:晴 (気温32℃)
佐世保市総合グラウンド野球場
第2試合
先発
大崎) △山本翔大⑪(1年)
長崎西) 熊 寛生①(2年)
準々決勝戦に次いで大崎は1年生左腕山本選手
長崎西は前3試合全て完投と好投続ける熊選手

1,2回表 長崎西
山本投手の立ち上がりを捉える事が出来ず三者凡退
1回裏 大崎
1番渡部選手が選んで出塁、犠打等で二死3塁の好機を作るも4番小宮選手は遊ゴロに倒れ先制点ならず…
2回裏 大崎
先頭椎場選手が死球で出塁すると犠打で進塁、山本選手がチーム初安打となる三塁線強襲ゴロで1,3塁の好機を再び作り、立ち上がり不安定な熊投手を攻めるも後続が外野フライに倒れて2者残塁…
3回表 長崎西 1,2回大崎の攻撃を何とか無失点で乗り切った後の攻撃 8番打者が一死後セーフティーバント、9番も連続安打と敵失で一塁走者が一気に本塁へ生還、 2番大町が適時打のあと二盗、三盗を決め、さらに三本間挟殺落球の間に本塁も落とし入れる大きな3点
浮き足だった大崎守備陣の隙を付いた長崎西が有利な展開へ

柳田選手

4回裏 大崎
先頭 4番小宮選手が四球を選び一死1塁
5番椎場選手のライナーは1塁手の正面をつき併殺… 二死ランナー無しとなるも 6番 西田選手がヒットで出塁、すかさず2塁へ盗塁し二死2塁の好機に
7番 柳田選手がレフトオーバーのタイムリーツーベースを放ち1点を返す!
8回裏 大崎
先頭 3番出口選手 4番 小宮選手の連打で無死1・2塁 5番 椎葉選手の犠打で一死2・3塁の場面
長崎西 熊投手が6番 西田選手の初球を暴投し三塁から走者生還し1点追加!
6番西田選手は四球を選び一死満塁
7番柳田選手の遊ゴロの間に小宮選手が本塁生還!
ついに追い付き、3対3の同点!
試合を振り出しに戻す


9回表 長崎西
(大崎は8回から山本選手から東浜選手へ継投)
先頭 3番打者が敵失で出塁すると
一死後5番打者がレフトオーバーのタイムリーツーベースを放ち4点目を上げて勝ち越す
9回裏 大崎
勝ち越して立ち直った長崎西 熊投手が踏ん張り
大崎は3者凡退に倒れ 3対4で試合終了



長崎西の攻撃は6イニングが3者凡退だったが、少ないチャンスをしっかりと活かして勝利
一方の大崎は3者凡退が3イニング、5イニングで無死1塁のチャンスを作るが、要所を熊投手に抑えられ、安打数も相手を上回ったものの勝ち越す事が出来ず。
守備の乱れから浮き足立ち、走塁などで相手に主導権を握られた3回を良い教訓として次戦へ活かして欲しい。 秋季大会は新チームとして成長途上の選手が中心となる中、大崎は5年連続ベスト4入りを果たし今年もチーム力の高さを示した。

公式戦は本日の準決勝戦が最後となりました。
10・11月の練習試合、1年生大会など残る試合で経験を積んでシーズンを締めくくって欲しいと思います。
いつも長崎県立大崎高校を応援して頂いている皆様方には感謝申し上げると共に、ひと冬越えてたくましく成長した大崎選手達の躍動を来春以降もお届け出来るように努力して参ります。